インテリアデコレーター資格検定試験と育成

インテリアデコレーターとは

インテリアデコレーターとは、「室内装備の企画・設計・施工管理」「インテリアの企画・設計・インテリアコーディネート」「防炎・防火・法令遵守の責任施工」「室内環境の安全性に配慮した施工」「インテリアコンサルティング」といった知識・技術、能力・経験を有する人材で、日装連内装士会が実施する試験に合格し、同会に登録した者に資格を授与しています。

※ インテリアデコレーターの正式名称は『インテリアデコレーター(ID=内装士)』といいます。

インテリアデコレーター資格検定試験

(1)主   催:
日本室内装飾事業協同組合連合会(日装連)
(2)試験内容:
① 学科試験50問(択一式)
② 実技試験・・・実技課題図の作成
 ・コンセプトの作成
 ・インテリアパースの作成
 ・プレゼンテーションボードの作成
 ・積算書の作成
 ・工程表の作成
(3)受験資格:
日装連の所属組合員、関連企業の従事者であり、且つ、学歴等により違いはありますが、
内装仕上工事の実務経験のみの場合は、5年以上の経験が必要となります。
(4)受 験 料:
10,000円(税込)。
(5)試 験 日:
毎年10月の第1金曜日
(6)試験会場:
全国の各都道府県組合の指定する場所
(7)そ の 他:
試験に合格し、内装士会に登録した者には「インテリアデコレーター資格証」が交付されます。
また、日装連ホームページ内にある『インテリアデコレーター・データベース』に登録されます。
インテリアデコレーター・データベース【日装連】

インテリアデコレーターの育成

この資格制度は、1981年(昭和56年)に発足、1983年(昭和58年)に第1回の資格検定試験を実施してから現在まで年1回の向上研修の受講を義務付けるなどインテリア業界を支える優れた人材を育成する教育制度として発展してまいりました。

研修の義務:
インテリアデコレーターは、年1回の向上研修を受講することが義務付けられています。
この研修により、常に新しい知識や技術・技能の習得を行っています。
その他、年1回の向上研修以外に、自発的に研修を行っている組合もあります。
資格の期限:
インテリアデコレーターの資格の有効期間は3年間です。
更新を希望する場合には、再登録する必要があります。

「インテリアデコレーター資格検定試験」を受験ご希望の方は、
全国の各都道府県組合へお問い合わせください。

詳しくはこちらへ

全国都道府県組合名簿(会員名簿・全49組合)