国土交通省 5月の新設住宅着工戸数 9ケ月連続の増加
  • 2013年07月01日

 国土交通省が発表した5月の新設住宅着工戸数は、79,751戸(前年同月比14.5%増)となり、9ケ月連続の増加となった。
 季節調整済年率換算値は、102.7万戸(前月比9.4%増)で、持家、貸家、分譲住宅ともに増加したため、全体で増加。



 国土交通省は、住宅着工戸数の動向について、リーマンショックを受けた大幅な下落(平成21年度)以降、緩やかな持ち直しの傾向が続いてきたが、このところ、消費マインドの改善等もあり、堅調に推移していると判断している。
  また、今後の先行きについては、雇用・所得環境の推移、東日本大震災からの復興状況、建設労働者の需給状況、住宅ローン金利の動向等を引き続き慎重に見極める必要があるとしている。


【総戸数】
○ 新設住宅着工戸数        79,751戸(前年同月比14.5%増、9ケ月連続の増加)
○ 新設住宅着工床面積      7,177千㎡(前年同月比13.0%増、9ケ月連続の増加)
○ 季節調整済年率換算値     1,027千戸


【利用関係別戸数】
○ 持家     28,902戸(前年同月比13.5%増、9ケ月連続の増加)
○ 貸家     26,614戸(前年同月比11.6%増、3ケ月連続の増加)
○ 分譲住宅  23,911戸(前年同月比21.7%増、3ケ月ぶりの増加)


【地域別戸数】
○ 首都圏    総戸数29,127戸(前年同月比13.6%増)
○ 中部圏    総戸数8,359戸(前年同月比8.6%増)
○ 近畿圏     総戸数12,403戸(前年同月比30.6%増)
○ その他地域  総戸数29,862戸(前年同月比11.5%増)




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