国土交通省 6月の新設住宅着工戸数 10ケ月連続の増加
  • 2013年08月02日


 国土交通省が発表した6月の新設住宅着工戸数は、83,704戸(前年同月比15.3%増)となり、10ケ月連続の増加となった。
 季節調整済年率換算値は、97.6万戸(前月比5.0%減)で、持家、貸家、分譲住宅ともに増加したため、全体で増加。


 国土交通省は、住宅着工戸数の動向について、リーマンショックを受けた大幅な下落(平成21年度)以降、緩やかな持ち直しの傾向が続いてきたが、このところ、消費マインドの改善等もあり、堅調に推移していると判断している。
 また、今後の先行きについては、雇用・所得環境の推移、東日本大震災からの復興状況、建設労働者の需給状況、住宅ローン金利の動向等を引き続き慎重に見極める必要があるとしている。



【総戸数】
○ 新設住宅着工戸数        83,704戸(前年同月比15.3%増、10ケ月連続の増加)
○ 新設住宅着工床面積      7,536千㎡(前年同月比15.3%増、10ケ月連続の増加)
○ 季節調整済年率換算値     976千戸


【利用関係別戸数】
○ 持家     30,699戸(前年同月比13.8%増、10ケ月連続の増加)
○ 貸家     30,504戸(前年同月比13.1%増、4ケ月連続の増加)
○ 分譲住宅  22,029戸(前年同月比24.3%増、2ケ月連続の増加)


【地域別戸数】
○ 首都圏    総戸数27,667戸(前年同月比10.7%増)
○ 中部圏    総戸数10,878戸(前年同月比32.6%増)
○ 近畿圏     総戸数12,215戸(前年同月比12.6%増)
○ その他地域  総戸数32,944戸(前年同月比15.5%増)




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